人感センサー付きの防犯カメラのメリットと検知距離
人感センサー付き防犯カメラのメリット
防犯カメラに人が発する熱を感知する人感センサーが付いていると、どんなメリットがあるのでしょうか。
不審者の侵入などを見逃さずに撮影できるメリットはもちろんですが、無駄に録画しないで済むというメリットもあります。
防犯カメラが撮影した映像は録画機またはクラウドサービス上に保存されますが、最大記録時間や契約した保存時間が過ぎると、古いものは消去されて新しい映像が上書きされていきます。
すると、後から映像を見返したい時、肝心の映像が消えてしまっているリスクも少なくありません。
人感センサーが付いていれば、人が近づいた時だけ撮影されるようになり、無駄な記録をせずに済みます。
その分、蓄積されたデータを見返した時も、必要な映像がしっかり保存されていることが期待できます。
人感センサーの仕組みと検知距離
人感センサーは動体検知センサーとは異なり、人や動物など体温から発せられる赤外線を感知する仕組みです。
そのため、周囲の温度が高いと温度差が小さくなって検知が難しくなり、検知距離は短くなります。
また、夏場などの気温が高い日中などは反応が鈍くなりやすいです。
一方、冬場や夜間は感度が上がります。
たとえば、気温が20℃で5mの検知距離がある場合、気温が30℃に上がると3m程度、気温が0℃に下がれば6mの検知も可能です。