ドライブレコーダーに関する素朴な疑問
ドライブレコーダーに関する素朴な疑問
Q:なぜドライブレコーダーが急に普及したのか?
A:一昔前はほとんどマイカーに取り付けられることがありませんでした。
それにもかかわらず、ここ最近急速な勢いでドライブレコーダーが普及しています。
設置の具体的な理由は十人十色ですが、やはり世間的に普及を後押ししたのは、あおり運転のニュースです。
あおり運転によって深刻な人身事故が頻発しました。
悪質なドライバーが各地域に出現し連日連夜ワイドショーやニュース番組で、その恐怖の映像が繰り返し報道されました。
その結果、安全運転を心がける一般のドライバーは、悪質な運転に巻き込まれたくないという気持ちが強くなり、あおり運転の抑止効果が期待できるドライブレコーダーを買い求めました。
ドライブレコーダーの目が光る車に対しては、あおり運転がされません。
悪質なドライバーは危険運転の証拠を記録されることを最も嫌うためです。
防犯カメラよろしくマイカーに設置することで、被害の証拠記録ができる利点に加え、そもそもあおり運転に遭遇しない抑止力が得られます。
残念ながらすべてのドライバーが安全運転をしているわけではありません。
あおり運転の被害抑止のため、今では老若男女マイカーにドライブレコーダーを設置しており、一昔前に比べてリーズナブルな価格で購入可能になったため、普及がより加速的に進みました。
Q:映像はどこに保存されるの?
A:ドライブレコーダーが撮影した映像は、本体のハードディスクもしくは外部メディアに保存されます。
製品によって保存先はさまざまであり、仕様をよく確認しておきましょう。
内蔵ハードディスクが搭載された製品なら長時間の録画が可能です。
一方でSDカードを挿入して使うドライブレコーダーも近年多くなっています。
こちらのメリットは本体の価格が既存のものに比べて安価であり、用途と目的に合わせてSDカードを選べる点です。
SDカードは安価な製品であり、一般的に量販店で市販されているものがそのまま応用的に使えます。
外部メディアに保存されれば、映像を自宅に持ち帰りやすく、ドライブの様子をパソコンなどで気軽に確認できます。